無理しなくていいとか、どうせ世界は救えないとか、生きるのはくるしいことだとか、いろいろ、言われているけれど、
とはいえ、私たちは生きていかなければならない。
かつて救われなかったあなたにも、別の世界線を生きるあなたにも、等しく救われる瞬間があるように。祈りながら、ちいさな物語を書き留めました。寝る前、電車の中、誰かを待つ数分間。ふとしたとき、ただ隣に在れますように。
A5サイズ 全100ページ。第一版のみ、手書き修正部分があります。明るいところだと青が強めの紺、暗めのところだと、限りなく黒に近い紺に見えます。